TOMODACHI Honda グローバル・リーダーシップ・プログラム 2019《画像:本田技研工業》

ホンダは、8月15日から29日に予定していた、第3回「TOMODACHI ホンダグローバル・リーダーシップ・プログラム」の中止を発表した。

同プログラムは、東日本大震災で被害のあった岩手・宮城・福島県の高校生を対象に2014年から2016年まで行われた「TOMODACHI Honda 文化交流プログラム」の成功を受け、2018年に設立。次世代を担う日本の若い世代が、事前・事後研修を含む体験型学習を通して、夢を原動力に挑戦する人々との出会いや企業活動に触れることで、自らの夢を実現していく力を身につけ、グローバルな視点を持つ次世代のリーダーとして成長することを目的としている。2018年より日本全国の高校・高専生に対象を拡大し、2020年までの3年間にわたって実施する予定だった。

しかし、新型コロナウイルス感染症による社会影響と、WHO(世界保健機関)、CDC(米疾病対策センター)、厚生労働省など国内および国際的な専門機関からの勧告を踏まえ、参加する高校・高専の生徒の安全確保を最優先に考え、本プログラムの中止を決定した。

なお、3年間の予定としていた本プログラムは今年度の中止を持って終了となる。