村田製作所No.1ソーラーパワープラント《画像:村田製作所》

村田製作所は、生産子会社の岡山村田製作所(岡山県瀬戸内市)が所有する1200台分の社有駐車場を活用し、日本最大級となる駐車場型メガソーラーシステムを導入、稼働・発電を開始した。

今回の駐車場型メガソーラーシステムでは、一般的な表面発電パネルではなく、裏面でも受光可能な両面発電パネルを採用することで設置面積当たりの発電効率を向上。表面への直射日光だけでなく、駐車車両、地面などから受ける反射光により裏面側でも一定の発電が期待できる。同システムにより、年間で一般家庭600世帯以上分の消費電力に相当する発電が可能となり、1698トンのCO2削減効果がある。

なお、岡山村田製作所ではさらに500台分の駐車場を活用した両面発電パネルの設置を2021年中に予定。これにより、システム全体の発電能力は約1.5倍となり、CO2削減効果もさらに高まる見込みだ。

村田製作所グループは引き続き国内・海外拠点における太陽光発電設備の導入による再生可能エネルギーの利用促進を図り、気候変動対策に向けた取り組みを進めていく。