ベスパ GTSスーパーテック300《画像:ピアッジオグループジャパン》

ピアッジオグループジャパンは、新開発300HPE(ハイパフォーマンスエンジン)を搭載するベスパ『GTSスーパーテック300』の受注をスタート、4月上旬より出荷を開始する。

278cc水冷単気筒の300HPEは、ヘッドの形状が特徴的な最新型ピストンを採用し、効率的な燃焼室を実現。ベスパ史上最強となる23HPを超える高出力を達成する。また、SOHCシステムはローラータペットを搭載した新型ロッカーを採用。流動性と耐久性を高め、メカニカルロスを軽減している。

新デザインのレッグシールドは、縦長となったネクタイの中央に特徴的なホーンカバーを配置し、3本のスリットで際立たせている。さらにハンドルバーの形状、フロントフェンダー上のクロームクレスト、バックミラーを刷新。シールド側面のラジエター排熱グリルには新しいハニカムモチーフを採用している。また、ホーンカバーやフロントショックスプリング、シートカバーステッチなど、車体に散りばめられたイエローのアクセントがスポーツマインドを進化させている。

GTSスーパーテック300には、数々の最新技術も導入している。4.3インチフルカラーTFTディスプレイのフルデジタルメーターパネルは、速度、全走行距離および区間走行距離、気温、燃料残量など、すべての基本情報を表示。フロントおよびリアランプにはLEDを採用する。

カラーはグレーとバルカンブラックの2色を設定。価格は77万円。

ベスパ GTSスーパーテック300《画像:ピアッジオグループジャパン》 4.3インチフルカラーTFTディスプレイ《画像:ピアッジオグループジャパン》 ベスパ GTSスーパーテック300《画像:ピアッジオグループジャパン》