GM、フォードモーター、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は3月18日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、北米の工場を一時的に休止すると発表した、と発表した。
GM、フォードモーター、FCAの米国ビッグ3は、UAW(全米自動車労組)と協力して、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に取り組んできた。そして今回、従業員の健康と安全に配慮し、北米の工場を一時的に休止することを決定した。
GMは、北米の工場を3月30日まで休止する。この間、各工場では、消毒作業などが行われる。工場の再開については、状況を注視しながら、検討していく。
フォードモーターは、米国、カナダ、メキシコの各工場での生産を、3月30日まで停止する。新型コロナウイルスの感染の状況、米国当局の発表、サプライヤーの問題、ディーラーの在庫などを注視しながら、生産再開時期を決定する。
FCAは3月31日まで、北米の工場で生産を一時停止する。 生産が一時停止されている間、FCAは、GM、フォードモーター、UAWと立ち上げた特別チームを通じて、新型コロナウイルス対策措置を講じる、としている。
米国ビッグ3、北米生産を3月末まで一時停止…新型コロナウイルス
2020年03月19日(木) 15時45分
関連ニュース
- 鉱山向け超大型ダンプを燃料電池で動かす、GMとコマツが共同開発へ (12月13日 14時00分)
- 米ビッグ3 同時スト終結へ---GMも 「25%賃上げ」暫定合意[新聞ウォッチ] (11月01日 08時45分)
- 悲喜こもごものモビリティショー2023、いっぽうホンダ・GMは量産EVの共同開発を中止[新聞ウォッチ] (10月26日 08時45分)