トマソ・ヴォルペ《画像:日産自動車》

日産自動車は、トマソ・ヴォルペが4月1日付けでグローバルモータースポーツダイレクターに就任すると発表。インフィニティのモータースポーツ部門に加え、日産のグローバルモータースポーツも担当する。

ヴォルペはフォーミュラE選手権やSUPER GT、そしてGT3車両を使ったグローバルなレース活動など、日産のモータースポーツ活動を統括する。

ヴォルペは就任にあたり、「日産のグローバルモータースポーツプログラムをリードすることになり、とてもワクワクしている。日産とニスモは今年もフォーミュラEとSUPER GTのワークス活動を二本柱とし、カスタマーレーシングプログラムにも引き続き技術支援を行う。もちろん、インフィニティもグローバルなアクティベーションプログラムを追求し、両者の相乗効果も期待できると考えている」と語った。

前任のマイケル・カルカモは、2015年から日産のモータースポーツダイレクターを務め、2018年からはフォーミュラEプロジェクトをリード。昨シーズンは、表彰台を6回獲得、ニューヨークe-Prixでは初優勝を飾るなど好成績を残した。今後、カルカモはプログラムダイレクターとしてスポーツカーを担当する。

マイケル・カルカモ《画像:日産自動車》 トマソ・ヴォルペ《画像:日産自動車》 マイケル・カルカモ《画像:日産自動車》