スズキ・ハスラー《写真 スズキ》

スズキは3月23日、軽クロスオーバー『ハスラー』およびマツダ『フレアクロスオーバー』の車線逸脱警報装置が保安基準に適合しないとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2019年12月26日〜2020年3月5日に製造された3093台。

対象車両は、車線逸脱抑制機能の制御プログラムが不適切なため、車線逸脱警報をOFFにすると車線逸脱抑制機能が作動している状態で車線を逸脱した場合に警報が作動せず、道路運送車両法の保安基準第11条(かじ取り装置の基準)に適合しない。

改善措置として、全車両、車線逸脱抑制機能の制御プログラムを対策プログラムに書き換えるとともに、取扱説明書に記載のある車線逸脱警報の作動条件を訂正する。

不具合および事故は起きていない。自動車技術総合機構からの指摘により、リコールを届け出た。

改善箇所《画像:国土交通省》