
ポルシェ(Porsche)は3月5日、電動パワートレイン車向けの充電ステーションを、2020年内に世界900か所に設置すると発表した。
ポルシェは、グローバルな充電ネットワークを構築する「ポルシェデスティネーションチャージング」プログラムに投資している。このプログラムでは現在、世界の約20か国に合計1035のAC充電ステーションを設けている。
さらに、900か所への設置が2020年の終わりまでに計画されている。充電ポイントは、ホテル、空港、博物館、ショッピングモール、スポーツクラブ、マリーナにある。 EVの『タイカン』やポルシェのプラグインハイブリッド車(PHV)の顧客は、無料で車両を充電できる。ポルシェデスティネーションチャージングのおかげで、人気の高い場所で、ポルシェ車を充電できるという。
このプログラムは、ポルシェがPHVとEVを販売するすべての市場で利用可能になる予定だ。ヨーロッパでは、ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、一部の東欧に拡大する。南米のブラジルなどの国にも、充電ステーションのネットワークを確立する、としている。
