オペルオートモビルのミヒャエル・ローシェラーCEOとコルサ《画像:グループPSAジャパン》

オペルは、2021年に日本市場に再参入、『コルサ』など3モデルを導入すると発表した。

オペルは、1862年にドイツ・ルッセルハイムで創立。1931年にGMの完全子会社となり、日本ではヤナセなどが輸入販売を行っていた。GMは2001年、直営ディーラー網による販売をを開始。しかし、売れ行きは低迷し、2006年に日本市場から撤退。2017年、オペルはPSA・プジョーシトロエンに売却された。

15年ぶりの日本市場参入となる2021年、オペルは一気に3モデルを導入する。ドイツ本国でもベストセラーとして知られる欧州名『コルサ』のほか、多彩な機能を持つ『コンボ ライフ』、CセグメントSUV『グランドランドX』を投入。以後もモデルレンジを拡大していく計画だ。

グループPSAは現在、「プジョー」、「シトロエン」、「DSオートモビル」の3ブランドを日本市場で展開している。2019年には合計1万5586台の販売を記録。新たにオペルを導入することで日本市場に提供できる製品を拡大し、新規ユーザーの獲得を狙う。また再参入ではオペルの電動化戦略も同時に推進。コルサはフル電動モデル(BEV)、グランドランドXではプラグインハイブリッド(PHEV)版も導入する予定だ。

グループPSAは今後、数か月かけて日本の主要都市におけるオペルの販売ネットワークを構築し、随時拡大していく予定だ。

オペル コルサ《画像:グループPSAジャパン》 オペル コンボ ライフ《画像:グループPSAジャパン》 オペル コルサ《画像:グループPSAジャパン》 オペル グランドランドX《画像:グループPSAジャパン》