大日本印刷は2月17日、子会社のDNPアイディーシステムと、自動車運送事業者の乗務点呼に特化した「DNP安全運転管理サポートシステム」に、確認事項のカスタマイズ機能を追加し、営業車を利用する企業にも使いやすいようにバージョンアップしたと発表した。
コンプライアンスの徹底が求められるなか、新機能は、自動車運送事業者に限らず幅広い業種の企業を対象に、社員の無免許運転や飲酒運転などの未然防止につなげることが可能としている。
システムは運転免許証の真贋判定補助機能、有効期限、資格などのほか、アルコールチェック、車両管理、鍵の管理、運転者管理台帳作成などを一元的に行う。運転免許証をシステムに登録する際、偽造の有無も判定する。
乗車前に運転免許証をIDドキュメントリーダーにかざすだけで、登録した運転免許証と照合し、有効期限を確認するとともに、無資格運転や免許証不携帯を防止する。オプションのアルコール検知器と接続することで、呼気アルコール濃度の測定・入力が可能。酒気帯び運転や飲酒運転の見逃し防止につながるとしている。
点呼や対面確認による運転者の管理、車両や配車の情報などの記録・出力・保存による管理の効率化にもつながるとしている。
飲酒運転や無免許運転を防止、安全運転管理システムを大日本印刷が開発
2020年02月18日(火) 11時15分
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