先進モビリティが改造した自動運転バス《画像 三井不動産》

三井不動産は2月5日、大型自動車の自動運転システムを研究開発するベンチャー・企業先進モビリティに資本参加したと発表した。

交通事故やドライバー不足による公共交通の利便性の悪化、物流悪化による経済的損失などが社会的な課題となっていることから、三井不動産は、自動運転の社会実装を進める先進モビリティに出資し連携強化を図ることで、「柏の葉キャンパスエリア」で次世代型の公共交通システムの導入を進めていく。

また、他のエリアでの自動運転バスの導入も検討し、街づくりを通じて社会課題の解決を目指す。

三井不動産と先進モビリティは、柏の葉キャンパスエリアで自動運転バスの営業運行実証実験を実施している。今回の出資で、先進モビリティは自動運転技術の実装に向けて新たなビジネスモデル構築を目指す。さらに、三井不動産はスマートシティ構想として世界の課題解決型街づくりのモデル構築をめざす柏の葉キャンパスエリアでの循環型自動運転バスの導入と増便による街の利便性の向上を進める。

柏の葉《写真AC》