ボルボカーズの主力車《photo by Volvo Cars》

ボルボカーズ(Volvo Cars)は2月6日、2019年通期(1〜12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、2019年通期の売上高は2741億1700万スウェーデンクローナ(約3兆1275億円)。前年の2526億5300万スウェーデンクローナに対して、8.5%増とプラスを維持する。

また、2019年通期の営業利益は、143億0300万スウェーデンクローナ(約1630億円)。前年の141億8500万スウェーデンクローナに対して、0.8%増とプラスを保った。

増収増益となった要因は、好調な新車販売だ。2019年の世界新車販売は、初の70万台超えとなる70万5452台。前年比は9.8%増と6年連続で前年実績を上回った。『XC60』が過去最高の20万4965台を売り上げ、前年比は9.4%増。『XC40』は前年比84.4%増の13万9847台、『XC90』は前年比7%増の10万0729台と、2年連続で増加している。

ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長兼CEOは、「2019年はさらなる成長を遂げた1年で、堅調な財務結果を達成し、企業改革が続いている。コスト削減への取り組みが、2019年の後半に効果を発揮した」と述べている。

ボルボカーズの主力車《photo by Volvo Cars》 ボルボカーズの主力車《photo by Volvo Cars》