マツダ CX-5(北米仕様)《photo by Mazda》

マツダ(Mazda)の米国部門の北米マツダは、2019年の北米(アメリカ合衆国+メキシコ)新車販売の結果を発表した。総販売台数は27万8552台。前年比は7.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

最量販車となったのは、SUVの『CX-5』だ。2019年は、米国で新記録となる15万4545台を売り上げ、前年比は2.6%増とプラスを維持した。一方、『マツダ6』(日本名:『アテンザ』に相当)は、30.4%減の2万1524台と、4年連続で減少した。

『マツダ3』は、5万0741台にとどまり、前年比は21.5%減と4年連続で前年実績を割り込む。最上級SUVの『CX-9』は、2万6861台を販売したものの、前年比は4.9%減と、2年ぶりのマイナスとなった。

『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』に相当)は、7753台にとどまった。前年比は13.6%減と2年連続のマイナスだ。

小型クロスオーバー車の『CX-3』は2019年、1万6229台を販売した。前年比は4%減と、マイナスに転じている。新型クロスオーバーの『CX-30』は、2019年11〜12月で、899台を売り上げた。

このCX-30を含めて、CX-3、CX-5、CX-9のSUV3車種は2019年、19万8534台を売り上げた。前年比は1.4%増と、プラスを維持している。

マツダ CX-30(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-3(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-9(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ NX-5ミアタ(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ 3(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ6(北米仕様)《photo by Mazda》