ジャガー I-PACE《photo by Jaguar》

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は、2019年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は55万7706台。前年比は5.9%減と、引き続き前年実績を下回った。

全販売台数55万7706台のブランド別の内訳は、ジャガーが16万1601台にとどまり、前年比は10.6%減とマイナスに転じた。ランドローバーも39万6105台にとどまり、前年比は3.8%減と2年連続のマイナスとなった。

市場別の2019年の販売実績では、中国が前年比13.5%減と、引き続き減少した。欧州も前年比4.9%減と、前年実績を下回る状態が続く。また、地元の英国は前年比1.7%減と、2年連続のマイナス。一方、北米は前年比1.8%増と、プラスを維持する。

また、日本は2019年、7808台を販売した。前年比は8.1%増だった。7808台の内訳は、ジャガーが3259台を販売し、前年並みを維持した。ランドローバーは4549台を販売し、前年比は14.8%増と、2桁増を達成している。

車種別の2019年の世界販売実績では、ジャガーはSUVの『E-PACE』とEVの『I-PACE』が牽引役を果たした。ランドローバーでは、『レンジローバー スポーツ』と『レンジローバー イヴォーク』、『ディスカバリー』、『ディスカバリー スポーツ』 の販売が伸びている。

ジャガー E-PACE《photo by Jaguar》 ランドローバー・レンジローバー・イヴォーク 新型《photo by Land Rover》 ランドローバー・レンジローバー・スポーツ《photo by Land Rover》 ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ《photo by Land Rover》