ハーマンの「ボイス・センシング・ボリューム・フェード」(CES 2020)《photo by HARMAN》

ハーマン(HARMAN)はCES 2020において、EV向けのオーディオテクノロジーの「EV Plus +」の一部として、「ボイス・センシング・ボリューム・フェード」を発表した。

ボイス・センシング・ボリューム・フェードは、音楽が流れているEVの車内での会話を支援するシステムだ。会話が始まるとその声を感知し、会話が聞き取れるように音量を自動的に下げる。会話が終わると、自動的に音量が元に戻る。

自動車メーカーに純正採用されるこのテクノロジーは、EVのユーザーが、ハーマン製オーディオで選択できるパーソナライズ機能のひとつだ。ユーザーは車載オーディオ、エンターテインメント、通信機能を追加したり、アップデートしたりできる。

ハーマンは、車内でおしゃべりしたい時、音量スイッチを操作することから乗員を開放する、としている。

ハーマンの「ボイス・センシング・ボリューム・フェード」(CES 2020)《photo by HARMAN》 ハーマンの「ボイス・センシング・ボリューム・フェード」のイメージ《photo by HARMAN》 ハーマンの「ボイス・センシング・ボリューム・フェード」のイメージ《photo by HARMAN》