豊田合成ブースイメージ

豊田合成は、2020年1月7日から4日間、米国ネバダ州ラスベガス市で開催される「CES 2020」に初出展すると発表した。

今回のCESでは、5G(第5世代通信規格)の普及により活用が進むAR(拡張現実)において、従来の映像(視覚)や音(聴覚)に「触覚」を付与することで、リアルな体験を可能にする「e-Rubberハプティクス製品」を展示する。ブースでは、ARを使ってコンピュータグラフィックスで描かれた物体の柔らかさなどの「生々しい感触」を体験できる。

また、自動車分野ではトヨタ紡織のブースで展示される近未来の車の内装モデル「MX191」に、自動運転に対応した豊田合成の次世代ハンドルやエアバッグが搭載される。

豊田合成は中長期経営計画(2025事業計画)でイノベーションへの挑戦を活動の柱の1つに掲げ、自動車部品やLEDの開発・生産で培ったゴム・樹脂などの知見を活かし、電気で動く次世代ゴムe-Rubberをはじめとする新技術の開発に注力している。

AR × e-Rubberハプティクス