米国の第三者安全科学機関であるULの日本法人であるULジャパンは、2020年1月15日から1月17日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第12回オートモーティブワールド / 第12回国際カーエレクトロニクス技術展」に出展する。
近年、自動車の電装化、自動運転技術の進歩など、技術革新が日々加速し、関連技術に内包される新しいリスクに対する確実な対応が求められている。
ULは愛知県みよし市に車載機器向けEMC関連試験所「オートモーティブ・テクノロジー・センター(ATC)」を2017年6月に、車載部品の環境試験・耐久性試験の車載機器に特化した信頼性試験ラボを2019年4月にそれぞれ開設するなど、試験能力を拡張してきた。さらに2020年1月、千葉県香取市の鹿島EMC試験所に新設の「次世代モビリティ棟」が本格稼働。新施設では、電気自動車およびハイブリッド自動車(EV/HV)部品向け固定型ダイナモメーター搭載電波暗室「EHVチャンバー」を2基備え、東日本でも自動車向けEMC試験を提供できる環境が整う。
ULブースでは、これらのほか、「大型機器向けEMC電波暗室」、クルマの未来に安全性と信頼性の観点から寄与する、「無線試験・認証」、「信頼性試験」、「世界各国電波法申請代行」、「光放射安全試験」、「サイバーセキュリティー」、「Bluetooth 5」や「Qi」など、幅広いサービスを紹介する。
UL、車載機器EMC試験や 無線試験・認証などを紹介予定…オートモーティブワールド2020
2019年12月21日(土) 11時00分
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