キャデラックのデジタルショールーム「Cadillac Live」《photo by Cadillac》

キャデラック(Cadillac)は12月9日、スマートフォンやパソコンなどからアクセスするデジタルショールームの「Cadillac Live」を、米国市場で導入した、と発表した。

Cadillac Liveを利用すると、ユーザーはデジタルショールームに入り、キャデラック10車種の機能や仕様を確認したり、専門のスペシャリストに車両や購入手続きに関して、質問したりすることができる。

また、「iPhone X」のユーザーは、Bluetoothヘッドセットを装着して、Cadillac Liveのエージェントのサポートを受けながら、キャデラックの実車の詳細をライブで確認ことができる。ボディカラーやホイール、アクセサリーの選択を共有するために、デジタルインターフェイスも採用されている。

グーグル(Google)のデータによると、オンラインで購入する自動車について調べるユーザーは、ディーラーを訪れるユーザーの2倍という。また、ほとんどのユーザーは、ブランドが製品やサービスについて専門的なアドバイスを提供することが重要と考えているという。

なお、パイロットプログラムの一環として、カリフォルニア、イリノイ、ニュージャージー、ニューヨーク、テキサスの各州のユーザーは、地元のディーラーと連携して、希望する車両を試乗し、購入に向けた次のステップに進むことができる、としている。

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