フォルクスワーゲンは12月4日、『Tロック・カブリオレ』(Volkswagen T-Roc Cabriolet)生産を、ドイツ・オスナブリュック工場で開始した、と発表した。
「Tロック」は、フォルクスワーゲンのSUVラインナップの中で、第4のモデルだ。『ティグアン』の下に位置するコンパクトSUVとなる。小型SUVに対する需要は世界中で増していることから、フォルクスワーゲンも、このクラスへの参入を決めた。
外観は、クーペのようなルーフラインをはじめ、ワイド感が強調されたフロントマスクが特長だ。コンパクトSUVでありながら、存在感を発揮するスタイリングとした。フォルクスワーゲンのSUVとしては、初のツートンボディカラーをはじめ、顧客の個性を反映させるパーソナリゼーションオプションが、豊富に設定される。
乗車定員が5名の室内は、ボディカラーと同色のトリムパネルが選べる。荷室容量は、シートが通常状態で445リットルだ。60対40の分割方式の後席を倒せば、最大で1290リットルに拡大する。フォルクスワーゲンによると、クラス最大の容量という。
このTロックのオープン版が、Tロック・カブリオレだ。フォルクスワーゲンブランドの現行ラインナップでは、唯一のカブリオレとなる。ルーフにはソフトトップを採用しており、スイッチ操作によって、およそ9秒で開閉できる。
VW唯一のオープンカー、『Tロック カブリオレ』…生産開始
2019年12月06日(金) 17時45分
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