ジャガーとランドローバーの車載ソフトウェアの無線更新のイメージ《photo by Jaguar Land Rover》

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は11月28日、ジャガーとランドローバーの全ての新車に、車載ソフトウェアの無線更新機能を標準装備した、と発表した。

このテクノロジーは、「Software-Over-The-Air(SOTA)」と呼ばれる。最新のジャガー・ランドローバー車には、リモートでアップデート情報を受信できる14の独立モジュールを搭載している。

ドライバーが自宅で寝ている間や遠方にいる際に、データをダウンロードする。これにより、アップデート情報が次々と車両に転送され、迅速に、またディーラー店舗を訪れる必要もなく、車載ソフトウェアの更新が行える。

また、ジャガー・ランドローバーは、後付けによるSOTA機能のアップグレードを、世界中のおよそ50万人の顧客に提供している。これらの無料アップデートは、2016年以降に製造されたほとんどの車両に適用される、としている。