小型オフロード消防車 Red Ladybug(レッドレディバグ)《画像:モリタホールディングス》

モリタおよびモリタテクノスが、川崎重工の協力のもと開発した「小型オフロード消防車 Red Ladybug(レッドレディバグ)」が、「German Design Award 2020(ドイツデザイン賞2020)」のExcellent Product Design カテゴリー、Utility Vehicles部門にて「Winner賞」を受賞した。

レッドレディバグは、一般の消防車では進入困難な瓦礫や土砂崩れ等の災害現場へ自走での進入が可能な消防車。川崎重工の多用途四輪車「MULE PRO-FX(EPS)」をベースとし、オフロードでの高い走破性を備える。デザインには、地域の消防隊員すなわちヒーローが乗る消防車は、「この消防車が来たら助けてくれる」と感じてもらえる存在でありたいとの想いを込めたという。

ドイツデザイン賞は、1953年に設立されたドイツデザイン評議会が主催する国際的に権威のあるデザイン賞。世界各国の国際的なデザイン賞をすでに受賞した作品の中から、ドイツデザイン評議会の推薦を受けた作品がノミネートの条件となり、審査が非常に厳しいことから「賞の中の賞」と呼ばれている。レッドレディバグは、2018年度「グッドデザイン・ベスト100」を受賞したことから今回ノミネートされ、審査員による審査の結果、特に優秀な作品に贈られる「Winner賞」が与えられた。

小型オフロード消防車 Red Ladybug(レッドレディバグ)《画像:モリタホールディングス》 小型オフロード消防車 Red Ladybug(レッドレディバグ)《画像:モリタホールディングス》