台風15号の被害(9月10日、千葉県市原市)《photo (c) Getty Images》

日本損害保険協会は、令和元年台風15号(9月9日)による災害に係る車両保険(商品車含む)の支払保険金が11月5日時点で160億2475万6000円となったことを発表した。

事故受付件数は3万8564件(支払件数は3万5408件)。県別では千葉県が2万7023件、神奈川県が5562件、茨城県が2503件、東京都が1915件、その他が1561件。

また、火災保険の事故受付件数は32万5380件(同31万1470件)で支払保険金は2402億5887万3000円、新種保険(傷害保険含む)の事故受付件数は9110件(同7442件)で支払保険金は88億4824万1000円。合計では事故受付件数が37万3054件(同35万4320件)で支払保険金は2651億3187万円となっている。

同協会はこのほか、令和元年台風19号(10月12日)および令和元年10月25日の大雨についても、災害に係る事故受付件数を発表。令和元年台風19号は車両保険4万8102件、火災保険17万6483件、新種保険1万0640件で合計23万5225件。令和元年10月25日の大雨は車両保険5655件、火災保険3909件、新種保険294件で合計9858件となっている。