フェラーリ・ローマを視察したイタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領(右から二人目)《photo by Ferrari》

フェラーリは11月15日、新型スーパーカーのフェラーリ『ローマ』(Ferrari Roma)を、イタリア大統領が視察した、と発表した。

フェラーリ ローマは、フェラーリのエントリーオープンモデルで、電動ハードトップを装備する『ポルトフィーノ』のクーペバージョンとして開発された。

フロントミッドシップに搭載されるのは、ポルトフィーノ同様、排気量3855ccのV型8気筒ガソリンツインターボエンジンだ。最大出力は620ps/5750〜7500rpm 、最大トルクは77.5kgm/3000〜5750rpmを引き出す。ポルトフィーノの場合、最大出力は600ps/7500rpm 、最大トルクは77.5kgm/3000〜5250rpmだ。ローマはポルトフィーノよりも、20psパワフルとなる。

ローマの乾燥重量は1472kgで、ポルトフィーノの1545kgよりも73kg軽い。トランスミッションは、8 速デュアルクラッチ。ローマの動力性能は、0〜100km/h加速が3.4秒、0〜200km/h加速が9.3秒、最高速が320km/h以上だ。ポルトフィーノの0〜100km/h加速3.5秒、0〜200km/h加速10.8秒、最高速320km/h以上に対して、加速性能はローマが上回っている。

このローマを、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領が視察した。フェラーリのジョン・エルカーン会長は、「フェラーリ ローマを大統領にお見せすることは名誉なこと。ローマの車名には、優雅さや革新、技術の卓越性など、イタリアが持つ最高のものを表現した」と述べている。

フェラーリ・ローマを視察したイタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領。右はフェラーリのジョン・エルカーン会長《photo by Ferrari》 フェラーリ・ローマ《photo by Ferrari》 フェラーリ・ローマ《photo by Ferrari》 フェラーリ・ローマ《photo by Ferrari》 フェラーリ・ローマ《photo by Ferrari》