GMのシボレーブランドは11月15日、先代シボレー『コルベット』(Chevrolet Corvette)の最終モデルが、米国工場からラインオフした、とツイッターで発表した。
このコルベットは、7世代目モデル「C7」の最後の1台だ。コルベットはモデルチェンジを受けて、8世代目となる新型の『コルベット スティングレイ』が発表されたばかり。新型はミッドシップレイアウトに変更されたため、今回ラインオフした1台は、フロントエンジン搭載の最後のコルベットになった。
シボレーは2019年7月、C7コルベットの最終モデルを購入する権利を、米国コネチカット州で開催された自動車オークション「バレットジャクソン」に出品した。最後のフロントエンジン搭載のコルベットは注目を集め、270万ドル(約2億9365万円)という高値で落札された。270万ドルの落札価格は、新車価格の33倍以上。自動車メーカーが寄贈した車両としては、バレットジャクソン史上、最高値記録になるという。
GMはオークションの収益金を、アメリカ同時多発テロ事件で多くの人命を救うために亡くなったニューヨーク市の消防士、スティーブン・シラーの功績を称え設立された「ステファンシラー・トンネルトゥタワーズ財団」に寄付する。
Some endings are bittersweet. The last #Corvette C7 the end of an era rolled off the line today. It was previously auctioned for $2.7 million with proceeds going to building smart homes for veterans. pic.twitter.com/3NU7gWWbc6— Chevrolet (@chevrolet) 2019年11月15日
最後のフロントエンジン コルベット、270万ドルで落札…新車価格の33倍以上
2019年11月18日(月) 12時30分
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