フォルクスワーゲン ID.3《photo by VW》

コンチネンタル(Continental)は11月12日、フォルクスワーゲンの新世代EVシリーズ、『ID.』 向けの車載アプリケーションサーバーを開発した、と発表した。

コンチネンタルが開発したID.向けの車載アプリケーションサーバーは、「ICAS1」と呼ばれる。フォルクスワーゲンは、このICAS1をID.シリーズに搭載することにより、無線接続を介して車両に新しい機能や安全性の更新プログラムをインストールすることができる。

また、ICAS1は、バッテリー残量に応じた航続や、充電ステーションの場所を反映させて、走行ルートを計画することも可能にした。バッテリーの充電マネジメントも行う。

ICAS1は従来のシステムと比較して、優れた計算能力を持ち、基本ソフトウェアによって、ハードウェアとソフトウェアを分離したのが特長だ。これにより、フォルクスワーゲンの純正アプリケーションとサードパーティのソフトウェアを統合し、両方を更新できる、としている。

コンチネンタルの車載アプリケーションサーバー《photo by Continental》 コンチネンタルの車載アプリケーションサーバー《photo by Continental》