デンソーは10月31日、2019年4〜9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。円高の影響などにより、営業利益は同12.0%減の1340億円、2年連続の減益となった。
中国、インド等アジアの市場減速感がある中、日本・北米を中心に物量ベースでは増加したが、為替の影響により、売上収益は前年同期比0.2%減の2兆6184億円となった。税引前利益は同11.2%減の1512億円、四半期利益は同8.6%減の1042億円となった。
通期連結業績予想については、自動車市場の下振れや、為替の影響を踏まえ、下方修正。売上高を5兆2600億円(前回予想比−2400億円)、営業利益を3200億円(同−600億円)、税引前利益を3610億円(同−680億円)、当期利益を2570億円(同−480億円)とした。なお、想定為替レートは1ドル107円(前回想定110円)、1ユーロ118円(同118円)に変更した。
デンソー、物量ベース増加も円高などで2年連続減益 2019年4-9月期決算
2019年10月31日(木) 17時30分
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