グッドイヤー(東京モーターショー2019)《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》

もっと自由に、もっと多様なモビリティ社会の実現へ。グッドイヤーは、そんなメッセージを込めて東京モーターショー2019に出展。「Freedom to Move モビリティの未来はもっと自由だ」をテーマに、複数のコンセプトモデルを参考出品した。

今回、グッドイヤーが参考出品したコンセプトモデルは、レクサスが東京モーターショーで発表したEVコンセプトモデル『LF-30 Electrified』専用タイヤ、グッドイヤー・エアロ(Goodyear Aero)、グッドイヤー・オキシジェン(Goodyear Oxygene)の3モデル。レクサスEV専用タイヤは世界初公開、エアロとオキシジェンは日本初公開。

◆レクサスEVが専用モデル

レクサスEVコンセプトモデル『LF-30 Electrified』専用タイヤは、この東京モーターショー2019のレクサスブースでワールドプレミアした LF-30 Electrified 専用モデルとしてグッドイヤーが開発。その最大の特長は、同社の空気力学技術を駆使して開発したトレッドデザインと、タイヤの断面形状。

車体側のトレッド部分にある微細な毛で覆われた、フクロウの羽を想わせるビロード状の先進的フィンが、効果的な空気の流れをつくり、EVモーターを冷却してくれる。

◆空飛ぶ自動車用のエアロ

また、グッドイヤー・エアロは、空飛ぶ自動車用に設計されたコンセプトタイヤ。地上を走行するためのタイヤしても、空を飛ぶためのプロペラとしても機能する。2019年ジュネーブ国際モーターショーで初公開されたコンセプトモデルで、「ツーインワンタイヤ」がコンセプト。

このエアロは、タイヤのセンサーから受け取る情報と、車両間・インフラ間で伝達される情報を組み合わせるAIプロセッサーを搭載。このAIプロセッサーがこれら一連のデータを分析し、車両が飛行モードと運転モードを切り替え、次のアクションへのリコメンドもしてくれるという。

◆光合成し酸素を放出するオキシジェン

さらにグッドイヤー・オキシジェンは、その名のとおり、光合成し空気中に酸素を放出という近未来タイヤ。特徴的なトレッドデザインが路面から水滴や水分を吸収して循環させ、光合成を促し空気中に酸素を放出させ、サイドウォール内で苔を生息させる。

リサイクルタイヤのゴムパウダーを3D印刷したエアレス構造を採用し、軽量で衝撃吸収性のある構造に。高い耐久性、寿命を延ばすためのパンクフリーソリューション、最小限のメンテナンスを実現し、「安心できるモビリティ」を前進させる役目を果たすという。

グッドイヤー(東京モーターショー2019)《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 グッドイヤー、レクサスLF-30 Electrified専用タイヤ(東京モーターショー2019)《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 グッドイヤー、レクサスLF-30 Electrified専用タイヤ(東京モーターショー2019)《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 グッドイヤー、レクサスLF-30 Electrified専用タイヤ(東京モーターショー2019)《撮影 高木啓》 レクサスLF-30 Electrified(東京モーターショー2019)《撮影 高木啓》 グッドイヤー・エアロ(東京モーターショー2019)《撮影 高木啓》 グッドイヤー・エアロ(東京モーターショー2019)《撮影 高木啓》 グッドイヤー・オキシジェン(東京モーターショー2019)《撮影 高木啓》 グッドイヤー(東京モーターショー2019)《撮影 高木啓》