ポルシェ(Porsche)は10月9日、2019年1〜9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は1〜9月の新記録となる20万2318台。前年同期比は3%増だった。
1〜9月の市場別実績では、最大市場の中国が6万4237台を販売した。前年同期比は14%増と、2年ぶりに増加した。中国を含めたアジア太平洋/アフリカ/中東地域も、11%増の8万6235台と回復する。
単一市場で、中国に次いだのは米国だ。1〜9月の米国実績は、4万5062台。前年同期比は6%増とプラスを維持する。欧州は6万0764台を販売し、前年同期比は9%減とマイナスに転じた。このうち、地元ドイツは2万2705台にとどまり、前年同期比は8%減と後退している。
モデル別では、SUVの『マカン』が7万3967台で、引き続き最量販車に。前年同期比は9%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。『カイエン』はマカンに次ぐ6万2022台を売り上げた。前年同期比は25%増と、新型効果で大きく伸びている。
ポルシェの2018年の世界新車販売台数は、25万6255台と過去最高。前年比は4%増と、8年連続で販売記録を更新している。
ポルシェ世界販売が新記録、カイエン が新型効果で25%増と牽引 2019年1-9月
2019年10月12日(土) 14時45分