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国土交通省は、豪雨などによる災害の対策と交通事故の再発防止対策の費用を緊急支援すると発表した。

年度途中に自然災害で被災した地域や、重大な交通事故が発生した地域で、年度内に緊急で実施する災害防止対策や事故防止対策などの公共事業に対して予算を支援する「災害対策等緊急事業推進費」を活用する。対象は11件で、配分額は国費23億3893万円。

5月8日に一般県道近江八幡大津線大萱6丁目交差点で、園児など、死傷者16人の重大事故が発生した。このため、交通安全対策として主要地方道大津草津線・由美浜交差点を含め50カ所と、市道幹1007号線を含め11ヶ所で、不意に自動車などが歩道に進入しないよう防護柵など、対策を実施する。

また、佐賀県や長野県などで洪水対策、和歌山県、鹿児島県などで崖崩れ対策を支援する。