日本における最後のザ・ビートルが陸揚げされた《画像:フォルクスワーゲン グループ ジャパン》

9月25日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)が正規輸入する、『ザ・ビートル』の最終ロットを搭載した船がVGJ豊橋インポートセンターに隣接する明海埠頭第1号岸壁に接岸。VGJ社員も見守る中、日本における最後のザ・ビートルが陸揚げされた。

初代『ビートル』はナチス・ドイツ時代の1930年代に生産を開始、「ニュービートル」、「ザ・ビートル」としてモデルチェンジを経て、世界で2000万台以上を販売。その愛くるしいフォルムは多くのファンに愛された。現行ザ・ビートルは2012年5月より輸入を開始。今回の船による輸入分を含め、7年4か月で累計4万4681台が輸入された。

最後のザ・ビートルを乗せた船は、8月27日にメキシコのアカプルコを出港した自動車専用船「ダリアン ハイウェイ号」で、最終ロットとして合計63台のザ・ビートルを積載。ここから全国の正規ディーラーへ陸送され、ユーザーのもとへ渡される。

なお、ザ・ビートルの生産は、メキシコのプエブラ工場でのみ行われ、2019年7月11日に、同工場での最後の1台がラインオフされ、ザ・ビートルの生産はすでに終了している。

日本における最後のザ・ビートルが陸揚げされた《画像:フォルクスワーゲン グループ ジャパン》 日本における最後のザ・ビートルが陸揚げされた《画像:フォルクスワーゲン グループ ジャパン》 日本における最後のザ・ビートルが陸揚げされた《画像:フォルクスワーゲン グループ ジャパン》 日本における最後のザ・ビートルが陸揚げされた《画像:フォルクスワーゲン グループ ジャパン》