あいおいニッセイ同和損害保険《撮影 高木啓》

あいおいニッセイ同和損保は、個人所有車を貸し借りするC2Cカーシェアリングのプラットフォーム運営事業者に向けて、1日自動車保険「ワンデーサポーター」を提供すると発表した。

昨今、変革の時代を迎えている自動車産業の動向を象徴するキーワードである「CASE」に対し、同社では安全・安心なモビリティサービスの実現に向け、様々な保険商品の開発や実証実験に取り組んでいる。

今回、C2Cカーシェア事業者が運営するプラットフォームを通じて、オーナーと共同で車を使用するドライバーに対し、簡便にワンデーサポーターを提供する仕組みを構築。現行のワンデーサポーターは同社専用サイトからの加入に限定していたが、C2Cカーシェア事業者が運営するプラットフォームから直接保険の加入手続きができるようになり、C2Cカーシェア事業者やドライバーの保険加入手続きを簡略化し、併せてドライバーの保険の加入漏れを防ぐことが期待される。

同社では今後、C2Cカーシェア事業者やドライバーのニーズに応じた保険商品の開発、より利便性の高い加入手続きを実現するシステム構築などを検討。加えて、C2Cカーシェアリングは、運転歴の浅い若年層での普及・利用が見込まれるため、運転技術のスコアリング化や事故防止サービスの開発も検討していく。