締結式の様子《画像:ジェイテクト》

ジェイテクトは9月12日、スタートアップ企業の支援・育成に取り組んでいる米Plug and Play社と、新領域での技術革新・新規事業の創生などを狙いパートナーシップ契約を締結したと発表した。

ジェイテクトでは、CASEと呼ばれる自動車産業の大変革やスマートファクトリー化など、様々なニーズに対応する新領域での研究開発や技術革新を推進。これらに対応するためには、自社のシーズだけでなく、ベンチャー企業や社外の持つ優れた技術と掛け合わせて開発スピードを加速する必要がある。

Plug and Play社は、米国シリコンバレーを本拠地に、世界14か国30拠点以上でプログラムを展開し、世界各国のスタートアップ企業や起業家との独自のネットワークを持つ。同社は、グローバルイノベーションプラットフォームとして、世界中の企業のイノベーションを支援。モビリティやIoT、サプライチェーンやロジスティクス、スマートシティなどの広範な産業分野にわたる事業促進プログラムを運営している。

今回ジェイテクトは、スタートアップ企業の支援・育成をしながら、その技術や知見を得ることで、新規事業領域及び既存事業領域での開発スピードを加速することを目指し、Plug and Play社とパートナーシップ契約を締結。今後は自社での研究開発に加えて、スタートアップ企業との関係を構築し、既存事業での技術革新に加えて、新領域でのテーマ創出や新規事業に結び付くイノベーションを創発させていく。