カーシェア分野で提携を拡大したBMWグループとドイツ・ミュンヘン市の首脳《photo by BMW》

BMWグループ(BMW Group)は9月4日、ドイツ・ミュンヘン市との提携を拡大し、2019年内に200台のEV『i3』を、カーシェアリング車両として配備すると発表した。

BMWグループとダイムラーは2019年初頭、カーシェアリング事業を統合し、「SHARE NOW」を立ち上げた。SHARE NOW は、BMW、MINI、スマート、メルセデスベンツの各ブランド車でカーシェアリングを行っており、カーシェアリング事業のさらなる拡大を目指している。

現在、SHARE NOWは、ミュンヘン市で85台のBMW i3を稼働させている。2019年内に、これを2倍以上の200台へ増やす。これまで使用されていた85台のBMW i3は、航続を拡大した最新世代のi3の200台に置き換えられる。

また、ミュンヘン市は2020年末までに、充電ポストを現在の460から550か所へ、充電ポイントを現在の920から1100か所に拡大する計画だ。これにより、住宅、商業用地、公共駐車場に、最大1655か所の充電ポイントが整備される。民間プロバイダーによる最大400か所の充電ポイント設置も予定されている。