コンチネンタルの未来の電動車のイメージ《photo by Continental》

コンチネンタル(Continental)は8月7日、電動化とeモビリティを重視するパワートレイン部門の新戦略を発表した。

パワートレイン部門は今後、電動化のための効率的な48ボルトテクノロジー、ハイブリッド車とEV用の電気モーターとパワーエレクトロニクス、燃料電池車用のテクノロジーなどに注力していく。

コンチネンタルは、今後のパワートレインは、電動化がさらに加速すると予想する。しかし、電動化の過渡期においては、現在の燃焼エンジンも引き続き使用され、効率的なハイブリッドテクノロジーと組み合わせて、排出ガスのクリーン化に大きく貢献すると見込む。

コンチネンタルによると、高電圧コンポーネントとハイブリッドソリューションの市場は、予想よりはるかに速いペースで成長しているという。このため、この分野は魅力的なビジネスにつながると期待を寄せる。

コンチネンタルは、中期的にはマイルドハイブリッドとフルハイブリッドのソリューションを包括的に提供することにより、量販モデルをさらにクリーンにしていく、としている。