ボルグワーナー(Borg Warner)は7月9日、同社の最新の2ステージターボチャージャーがBMWに採用された、と発表した。
ボルグワーナーの最新の2ステージターボチャージャーは、「R2S」と呼ばれる。R2Sでは、低圧用の可変タービンジオメトリー(VTG)ターボチャージャーと高圧用のウエストゲートターボチャージャーを組み合わせているのが特長だ。
VTGターボとウエストゲートターボは直列に配置され、コンパクトなパッケージにまとめている。電動アクチュエーターは、ターボチャージャーのガイドベーンを正確に調整することによって、タービン入口における流入角度と速度を制御する。この技術が、優れたレスポンスと加速を可能にしているという。
この2ステージターボチャージャーを、BMWは最新のディーゼルエンジンに採用した。直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンに搭載する。
なお、このエンジンは、新型『3シリーズ』の「320d」グレードなどに搭載されている。最大出力は190hp/4000rpm、最大トルクは40.8kgm/1750〜2500rpmを引き出す。8速ステップトロニックとの組み合わせで、0〜100km/h加速7.1秒、最高速230km/hの性能を発揮する。
BMW、ボルグワーナーの最新2ステージターボ採用…3シリーズ 新型などに搭載
2019年07月11日(木) 18時45分
関連ニュース
- BMW『X3』新型、プロトタイプの写真を公開 (04月20日 12時30分)
- BMWの4ドアEVクーペ『i4』、改良新型を発表へ (04月20日 09時00分)
- BMWと放課後NPOが協働、未来のクルマを学ぶプロジェクト募集開始 (04月17日 09時40分)
- BMWの258馬力・直4ターボエンジンを搭載、モーガン『プラス4』に改良新型 (04月13日 18時00分)
- BMW M が新型車を発表へ…5月の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」 (04月11日 11時30分)