アキュラNSXの2019年モデル《photo by Acura》

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラ(Acura)は7月2日、2019年上半期(1〜6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は7万3767台。前年同期比は1.5%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。

セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、1万3172台を販売。前年同期比は22%減と、2年連続のマイナスだ。『ILX』は6956台を売り上げ、前年同期比は25.9%増と、2年連続で前年実績を上回る。最上級車の『RLX』(日本名:ホンダ『レジェンド』に相当)は673台で、前年同期比は27%減と後退した。

SUVでは、『MDX』が2万2634台。前年同期比は3.4%増と、プラスに転じた。『RDX』は3万0181台で、前年同期比は10.5%増と、2年連続で前年実績を上回った。SUVは合計で7.3%のプラスとなり、乗用車の10.6%減に対して好調だった。

スポーツカーでは、『NSX』が151台を売り上げた。改良新型の2019年モデルを投入した効果で、前年同期比は62.4%増と回復を果たした。

アキュラの2018年米国新車販売は、15万8934台。前年比は2.8%増と、前年実績を上回っている。

アキュラ RDX 新型《photo by Acura》 アキュラMDX《photo by Acura》 アキュラILX《photo by Acura》 アキュラRLX《photo by Acura》 アキュラ TLX《photo by Acura》