2019年のスーパー耐久第3戦「SUPER TEC富士24時間レース」は日曜日の朝を迎え、ゴールまで残り5時間を切り、No. 1 GTNET GT3 GT-Rが総合首位を走行している。
レース序盤にNo. 62 DENSO LeBeausset RC350が1コーナーで減速せずに突っ込むクラッシュがあったものの、それ以外では大きなアクシデントはなく、レース開始から19時間を過ぎてセーフティカーが一度も出ていないという、少々珍しい状況となった。
そんな中、総合トップ争いはNo. 1 GTNET GT3 GT-RとNo. 300 TAIROKU RACING GT-R GT3による一騎打ちとなり、夜が明けても同一周回で、時には接近戦のバトルを繰り広げた。スタートから19時間を過ぎ、1号車がトップにつけているものの300号車も40秒後方につけている状況で、戦略次第ではレース終盤の逆転もありうる状況。優勝争いの行方に注目が集まった。
しかし、残り4時間を迎えるところで、300号車が緊急ピットイン。マシンがガレージに入れられた。
ST-Zではトップ争いをしていたNo. 2ケーズフロンティアSYNTIUM KTMがトラブルによりナイトセッション中にリタイア。No. 3 ENDLESS AMG GT4が首位を独走している。ST-TCRクラスでは優勝候補の一角だったNo. 97 Modulo CIVICが深夜にマシントラブルでリタイアとなった。トップはNo. 45 BRIN・NAUB RS3 LMSがトップにつけている。
この他にも各クラスでもトラブルが続出し、レース終盤を迎え荒れ模様の展開となっている。
またST-4クラスのNo. 104 ROOKIE RACING 86から参戦している、MORIZOことトヨタの豊田章男社長が朝8時過ぎに走行を担当。着実な走りで16周を走破し、しっかりとバトンをつないだ。
【スーパー耐久 富士24時間】トップ争いは接戦続く、ST-TCRクラスはシビック勢が脱落
2019年06月02日(日) 12時25分
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