キャタピラージャパン Cat 914G2 ホイールローダ

キャタピラージャパンは4月18日、ショベルローダ「914G2」などの電源リレーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは「914G2」「924H」「924Hz」「924K」「926M」「930H」「930K」「930M」「938K」「938M」「950K」「962K」の12機種で、2011年12月9日〜2017年3月30日に輸入された816台。

電源リレーにおいて、キャップの材質が不適切なため、経時劣化により電極表面が変形するものがある。そのため、内部短絡が生じメイン電源が喪失して車両が停止する、もしくは火花により火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、電源リレーを対策品に交換する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所