スズキのインド部門、マルチスズキは4月16日、『シアズ』(Suzuki Ciaz)がインドのプレミアムセダン市場において、2018年度の最量販モデルになった、と発表した。
シアズは2013年春、上海モーターショー2013において、『オーセンティックス』の名前でワールドプレミア。その後、デリーモーターショー2014では、シアズに車名を改め、インドデビューを果たした。インドでは、ミッドサイズのプレミアムセダンセグメントに属する。
2018年夏には、改良新型を発表。ガソリンエンジン全車が、新開発の「スマートハイブリッド」を搭載した。新開発の1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムとなる。
1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、最大出力105ps、最大トルク14kgmを発生。新開発のスマートハイブリッドでは、トルクアシスト機能によって、加速時などにエンジンのパワーをアシスト。減速時には、エネルギーの回生を行う。
アイドリングストップも採用し、燃費は21.56km/リットル。マルチスズキによると、ガソリン全車のマイルドハイブリッド化は、インドのミッドサイズプレミアムセダンセグメントでは初であり、クラスをリードする燃費性能を備えているという。
このシアズがインドのプレミアムセダン市場において、2018年度の最量販モデルになった。その販売台数は4万6000台を超えており、インドのプレミアムセダン市場で30%のシェアを獲得。2018年夏に発売した改良新型が、販売を押し上げた形となる。
スズキ シアズ、インドのプレミアムセダン市場を制す 2018年度
2019年04月17日(水) 15時45分
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