ZFは4月15日、中国で4月16日に開幕する上海モーターショー2019において、商用車向けの電動パワートレインを初公開すると発表した。
ZFの商用車向けの電動パワートレインは、「CeTrax」と呼ばれる電動セントラルドライブで、バスや中型トラックに対応する。バスは全長が10〜12mの路線バスやシャトルバス、中型トラックは最大12トン用に設計された。既存の車両プラットフォームに組み込むことができる。
モーターは、最大231hp、最大トルク306kgmを引き出す。重量と効率性を含め、登坂能力はバスで最大15%、トラックで最大25%など、高い性能要求に応えられるよう設計されている。
CeTraxは「プラグ・アンド・ドライブ」アプローチによって、シャシ、アクスル、ディファレンシャルなど既存の車両プラットフォームに大幅な変更を加えずに組み込むことが可能。これにより、エンジン搭載モデルの電動バージョンを比較的容易に生産することができるという。
ZFの商用車向け電動パワートレイン、モーターは最大トルク306kgm…上海モーターショー2019
2019年04月16日(火) 18時30分
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