日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ(Infiniti)は4月2日、2019年第1四半期(1〜3月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は3万4315台。前年同期比は16.1%減だった。
全販売台数3万4315台の内訳は、乗用車が前年同期比33.3%減の1万0530台と大きく減少。ライトトラック(SUV)は5.2%減の2万3785台だった。
セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)が8264台。前年同期比は29.4%減と、マイナスに転じた。『Q70』(日本名:日産『フーガ』に相当)も、35.5%減の962台と減少傾向。2016年秋に新型を投入した『Q60』も、49.9%減の1304台と減少する。
ライトトラックでは、主力の中型SUVの『QX60』がブランド最量販となる1万2830台を販売した。前年同期比は6.7%増と、引き続き好調だ。最上級の大型SUVの『QX80』も、3.4%増の5789台と好調が持続する。
一方、『QX50』は3583台にとどまり、前年同期比は12.3%のマイナス。最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同期比98.9%減の6台と大きく減少。コンパクトクロスオーバー車の『QX30』も、44%減の1577台と大きく落ち込む。
インフィニティの2018年の米国新車販売台数は14万9280台。前年比は2.7%減と減少に転じている。
インフィニティ米販売16%減、中大型SUVは好調 2019年第1四半期
2019年04月03日(水) 17時25分
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