ホンダ PCX(2017年)

ホンダは3月20日、スクーター『PCX(125cc)』『PCX150』の灯火類が点灯しなくなるおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは2014年3月18日〜2017年8月30日に製造された8万6981台。

灯火等の点灯を制御するLEDコントロールユニットの、ディマスイッチ、ウインカスイッチ、ハザードスイッチに印加する電圧設定が不適切なため、接点に酸化物が生成され接触抵抗が増大するものがある。そのため、スイッチが導通不良となり、ヘッドライト、ウインカー、ハザードランプが点灯しないおそれがある。

改善措置として、全車両、LEDコントロールユニットを対策品と交換する。

不具合は156件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所