イメージ (AC)

デンソーテンは、タクシー業務クラウドサービスに対応した車載タブレット用システムを構築、2019年1月より納入を開始した。

タクシー業界では昨今、少子高齢化の進展や訪日外国人の増加による需要構造の変化、スマートフォンに対応した配車アプリケーションの導入、キャッシュレス決済手段への対応、ライドシェアの活性化など、取り巻く環境は大きく変化。事業者に求められる機能・サービスも高度化し、配車(コール)センターやサーバー、車載システムを進化させる従来型の方法ではスピードやコスト、利便性の面で対応が困難になってきた。

デンソーテンは今回、タクシー業務クラウドサービスに対応した車載タブレット用システムを構築。事業者はタブレットにインストールされているアプリケーションの更新や追加だけで新機能・サービスを導入できる。また、従来は別体となっていたナビ、無線機、ECUなどをタブレットに集約することで、スッキリとした車室内を実現する。

デンソーテンでは、堅牢さとともにプラットフォーム(クラウドセンター)との相性を考慮し、事業者ごとに最適なタブレットを組み込んだパッケージを用意。システムインテグレーターとして外部パートナーとの連携も活用しながらタブレットの強みを最大限に生かす仕組みを構築し、多様化するニーズにスピーディーに対応できる体制を整え、タクシー事業者が抱える課題解決に貢献する。

タクシー業務クラウドサービスに対応した車載タブレット用システム