『スーパーカー講座』でアストンマーティンのエンジンを轟かせる!!《撮影 吉田凌》

一般社団法人日本スーパーカー協会による『スーパーカー講座』が2月11日アストンマーティン青山ハウス(冬季用と港区)で行われた。講師は日本スーパーカー協会の須山泰宏代表。

日本スーパーカーは、スーパーカーのもつ魅力を通じて社会に貢献すること、具体的には展示により子供達に喜んでもらうことや深刻化する日本の車離れを少しでも改善することなどを目的に活動している。

今回のスーパーカー講座もそうした活動の一環で、スーパーカーを持たない層に向けて、スーパーカーに代表される車のすばらしさを広めようと企画された。講座は、今回が初めての試みで、受講者は同協会のwebサイトやFacebookページを見て応募した一般の人。大学生や女性など全15名が参加した。

『スーパーカー講座』は4部構成になっており、スーパーカーだけでなく、車の基本構造まで学ぶことができ、かつ実際のスーパーカー(アストンマーティン)に触れられる内容になっていた。

◆第一部:スーパーカーのブランドについて

約50車種の画像をみながら、スーパーカーかそうでないかを、参加者が挙手しながら確認した。線引きは人それぞれ異なる。同協会でもあえてスーパーカーの定義はせず、違っているということを認識することで、それぞれの思いを尊重したいとしている。さらに世界的な高級車ブランドを国別や創業年代別に紹介。ブランドは1日にしてならず、高級車には歴史的背景も重要だ。

◆第二部:自動車のメカニズムについて

少々本格的な座学となる。スーパーカーとは切っても切り離せない性能を左右するエンジンレイアウトや駆動方式、エンジンの種類や仕組みなどが紹介された。今回の講座は初級編とのことだが、エンジンの仕組み部分では「サイドスラスト」についてまで取り上げられていた。日頃自動車を趣味としていない人にとっては少々難い内容だったかも知れない。

◆第三部:「スーパーカー」とは

あえて定義はしないスーパーカーに対して、その存在をとらえるための資料や過去の例を解説するコーナー。日本で第一次スーパーカーブームを巻き起こした漫画『サーキットの狼』や、スーパーカーの興りを「世界で初めてV型12気筒エンジンをミッドに搭載したランボルギーニ・ミウラだ」とする著作などが紹介された。

◆第四部:ス―パーカー体験「アストンマーティンを体感する」

アストンマーティン青山ハウスの地下駐車場にズラリと並んだ歴代のモダン・アストンマーティン。なんとこれらを希望者が交互にエンジンをかけられるというのだ。それほど車に興味がなかったとしても、2000万〜3000万もする車のエンジン始動には心が躍るはず。
通常はオーナーのみに許された体験ができるだけに、これだけでも参加した価値がある。

英国が誇るスーパーカーの生の音や振動、内装の質感などに触れた後は、ブランドセンターやショールームをまわって講座は締めとなった。自由解散だったが、皆一様に主催者や参加者同士、営業マンとの話が弾んで中々退場しなかった。

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