キャンピングカーの冷蔵庫での採用例も多数、澤藤電機ENGEL冷蔵庫も、キャンピングカーショー2019でブースを構える。《撮影 中込健太郎》

ジャパンキャンピングカーショー2019に、エンゲル冷蔵庫シリーズでおなじみの澤藤電機が出展。ブースでは、新しく製品ラインナップに加わったデジタルタイプの「ポータブルMシリーズ」が、キャンピングカーファンの注目を集めていた。

クルマ旅において、あると便利なものの一つがポータブル冷蔵庫だ。常に飲み物が冷えていること、買えるお土産の種類が増えることなど、冷蔵庫があれば、クルマ旅の可能性を広げることができる。

会場に展示されているキャンピングカーでも、ビルトインTシリーズを採用している車種、ビルダーは少なくない。キャンピングカーファン、アウトドアファンの中で知名度の高い冷蔵庫ブランドが、この澤藤電機のエンゲル冷蔵庫だ。

今回の目玉はデジタルタイプの冷蔵庫、ポータブルMシリーズだ。何がデジタルなのかというと、温度調節を1度単位でできること。庫内の温度モニタリングも1度単位なので、省電力化も実現できている。今回加わったのは32リットルタイプと40リットルタイプ、そしてその40リットルで二層式になっているものの3種類。いずれも、3分の1程度の容量的で売れ筋の「ポータブルSシリーズ」の消費電力に近いレベルを実現している。

また、会場のブースには主要ラインナップ、冷蔵庫の各モデルが並ぶ。様々な大きさや性能、ホットドリンクを温める温蔵から冷凍まで可能なものが設定されており、来場者が購入を検討する姿が多数見られた。

澤藤電機ブースの担当者は「今乗っている車がキャンピングカーでなくとも、ポータブル冷蔵庫があるだけで、クルマの旅はかなりグレードアップ、充実させることができるので、車種を問わずに冷蔵庫の導入を検討されてみては」と話していた。

キャンピングカーユーザーのみならず冷蔵庫を導入する人は増えているようだ。《撮影 中込健太郎》 売れ筋はポータブルSシリーズ。冷蔵冷凍に加え、温蔵可能なモデルもある。《撮影 中込健太郎》 一番最近加わったポータブルMシリーズ。《撮影 中込健太郎》 1度刻みで温度調節が設定できる。また、温度モニタリングも精緻で省エネ性能も向上している。《撮影 中込健太郎》 重厚な風貌も魅力の一つ。ハッチの上はテーブルのようにも使用できるようプレスが入っている。《撮影 中込健太郎》 ハッチを開けたときにLEDランプが光るようになっており、アウトドアや、夜間の使用でも便利だ。《撮影 中込健太郎》 キャンピングカーなどにビルトインするタイプ。ユーザーにはすっかりおなじみのモデルだ。《撮影 中込健太郎》 ジャパンキャンピングカーショー2019、藤澤電機ブース。《撮影 中込健太郎》 ブースではモデルの羽瀬萌さんが華を添える。《撮影 中込健太郎》 羽瀬萌さんのおすすめはこのポータブルSシリーズ。《撮影 中込健太郎》 今回発表のポータブルMシリーズは、容量こそ大きいが、消費電力的にはかなり節約できるのも注目だ。《撮影 中込健太郎》 ジャパンキャンピングカーショー2019、澤藤電機ブースの羽瀬萌さん。《撮影 中込健太郎》