スタンレー電気は1月16日に東京ビッグサイトで開幕したオートモーティブワールド2019に、ヘッドランプ内にセンサー搭載を可能にした小型光源ユニットや赤外LEDなど安全で確実な移動のためのライティングソリューションを出展、提案している。
スタンレー電気マーケティングセンターの柴垣由紀チームマネージャーは「ヘッドランプ光源、ディスプレイやメーター類のバックライト、スマートルームミラーなど今後進んでいく自動運転やシェアリングサービスに必要なアプリケーションに役立つ車載デバイスを提案している」と、今回の出展内容を紹介。
このうち小型光源ユニットは「ヘッドランプの光源を小さくして薄型化することで、自動運転に必要となるライダーやレーザーを始めとするセンサー類を搭載できるスペースを確保した」という。
また近紫外LEDと光触媒の組み合わせで、既存のイオン方式の9.8倍の処理能力を持つ消臭用デバイスは「今後カーシェアリングの普及拡大に伴って、車室内の消臭ニーズの高まりに応えるもの」としている。
このほか高効率ハイパワー赤外LEDは、ヘッドランプ用LEDで培った技術を応用することで世界トップレベルの発光効率を実現しており、「ADAS(先進運転支援システム)の普及と共に拡大が予測されるドライバーモニタリングシステム用カメラの補助光源」として、すでにトラックメーカーに採用されている。
安全で確実な移動のためのライティング、スタンレーが提案…オートモーティブワールド2019
2019年01月16日(水) 14時30分
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