エヌビディア(NVIDIA)は、米国ラスベガスで開催したCES 2019のプレビューイベントにおいて、自動運転車の認識、可視化およびマッピング機能を向上させる「DRIVE ソフトウェア 8.0」を発表した。
DRIVE ソフトウェア 8.0は、エヌビディアの「DRIVE」ソフトウェアの最新バージョンだ。車両内状況の可視化により、乗員は自動運転車の頭脳の内側をリアルタイムで見ることができる。それにより、自動運転車が何を見ているか、物体をどのように分類して、今後の動きをどのように計画しているか、状況が秒単位でどのように変化しているかがわかるようになるという。
さらに、拡張現実(AR)の活用により、自動運転ソフトウェアの開発者は、開発者向けのフォーマットで、このデータの可視化と追跡ができるようになる。ソフトウェアの認識機能がアップデートされており、物体検知の向上によって、車両の全方位が見えるようになっているのが特徴だ。
また開発者は、自動運転車の走行中に、車両のディスプレイでこのデータを見ることができる。この可視化機能は、感知、認識、マッピング、プラン、運転という、5つのフェーズで構成される、としている。
エヌビディアが自動運転向け最新ソフト、自動運転車の頭脳を可視化…CES 2019
2019年01月11日(金) 17時27分
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