東日本高速道路(NEXCO東日本)とNTTドコモは12月21日、東京湾アクアラインで実証実験中の「AI渋滞予知」をリニューアルし、時間帯別のアクアライン通過に要する所要時間と交通需要を12月22日から提供すると発表した。
アクアラインでは、携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成されるリアルタイム人口統計と、NEXCO東日本が保有する過去の渋滞実績、さらに規制情報をかけ合わせて、ドコモが人工知能(AI)技術を用いて開発した「AI渋滞予知」によって帰宅時間帯の渋滞を予測する実証実験を、2017年12月から実施している。
今回のリニューアルでは、人口統計で把握した当日の人出から数時間先までの高速道路の所要時間と交通需要を予測する世界初の技術を実用化する。これによって30分ごとの通過所要時間などの情報を提供することが可能となる。
両社は実証実験の検証の後、本格導入と他路線への展開に向けて検討する。
「AI渋滞予知」アクアライン通過所要時間を時間帯別に---NEXCO東日本とNTTドコモ
2018年12月21日(金) 18時30分
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