スズキのインド部門、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は12月10日、新世代のCNG(圧縮天然ガス)車の販売台数が50万台に到達した、と発表した。
スズキの新世代CNG車には、「i-GPI」(インテリジェント・ガス・ポート・インジェクション)を採用する。マルチスズキによると、ガソリン車と同等の走行性能を維持しながら、燃料代を60%低減することができるという。
マルチスズキは2010年、インドで初めて、CNGシステムの後付けではない新車を発売した。現在、デリーをはじめ、グジャラート州、マハラシュトラ州、アンドラプラデシュ州、テランガナ州、オリッサ州、パンジャブ州など150以上の都市で、CNG車が販売されている。50万台は、2010年の発売から8年での達成となる。
現在、CNG車は、『アルト』『セレリオ』『イーコ』『ワゴンR』『ディザイア』『スーパーキャリイ』など8車種に拡大。エントリー車、小型車、セダン、MPVと幅広いカテゴリーで、燃費志向の顧客のニーズに対応する。2018年4〜11月では、CNG車を設定するモデルの販売のおよそ15%を、CNG車が占めた、としている。
スズキの新世代CNG車販売、インドで50万台…8車種に拡大
2018年12月11日(火) 15時30分
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