いすゞ自動車は11月29日、小型トラック『エルフ』およびマツダ『タイタン』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2014年10月27日〜2016年10月26日に製造された8万6070台。
エンジンのロッカーアームシャフトにおいて、取付けボルトの締結力が不適切なため、ボルトが緩むものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ボルトが折損して異音が生じ、最悪の場合、走行中にエンストし、再始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ロッカーアームシャフト取付けボルトの点検を行い、当該ボルトが緩んでいない場合は増締めを行い、緩んでいる場合はエンジンを交換する。
不具合は250件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
いすゞ エルフ、エンジン不具合で8万6000台をリコール
2018年11月29日(木) 15時33分
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