ホンダは、大型スポーツバイク『NC750X』全タイプにABS、グリップヒーター、ホンダセレクタブルトルクコントロール(HSTC)を標準装備するとともに、カラーバリエーションを変更。また、『NC750X』『NC750S』の全タイプにETC2.0車載器を標準装備し、11月22日より発売する。
NC750X、NC750Sは、大容量のラゲッジスペースの採用やホンダ独自の二輪車用「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」をタイプ設定するなど、利便性と快適性を追求した大型スポーツモデル。
今回、クロスオーバースタイルのNC750Xに標準装備したHSTCは、滑りやすい路面状況などでECU(エンジン・コントロール・ユニット)が後輪のスリップ率を検知演算し、燃料噴射量を制御。エンジントルクを最適化することで後輪の駆動力を抑制する。トルクコントロール介入レベルは2段階およびOFFで、走行状況に応じた制御を行うことができる。
NC750X、NC750Sの全タイプに標準装備したグリップヒーターは快適性の向上に寄与。また、NC750X、NC750Sの全タイプに標準装備したETC2.0車載器は、今後もさまざまな情報提供などが予定されている。
NC750Xのカラーリングは、アグレッシブな印象の新色「マットバリスティックブラックメタリック」を採用し、従来色のキャンディークロモスフィアレッド、パールグレアホワイトと合わせて全3色を設定。NC750Sはピリオンシートにブルーの表皮を採用するなど、各部に専用のカラーリングを施したグラファイトブラック(ツートーン)とキャンディークロモスフィアレッドの全2色としている。
価格はNC750Xが88万4520円、NC750X DCTが95万0400円。NC750Sはグラファイトブラック(ツートーン)が76万1400円、キャンディークロモスフィアレッドが74万5200円、NC750S DCTはグラファイトブラック(ツートーン)が82万7280円、キャンディークロモスフィアレッドが81万1080円。
ホンダ NC750X、ABSやグリップヒーター、HSTCを標準装備へ
2018年11月20日(火) 09時30分